Self-Curation

新卒社会人で営業マンになりました

中学生の頃ハウツー系のブログを書いてた経験と、今になって思うこと

f:id:scuration:20200327214712p:plain

こんにちは。

僕は10年前に中学生だった頃にパソコンなどに関するハウツー系のブログを書いておりました。

だいぶ間が空いて再びブログを始めたのですが、今回は当時の振り返りを記事にしたいと思います。

稼げるほどではないけどアクセスはあった

 僕がブログを書いていたのは2009年~2011年の3年ほどで、トータル記事は100個くらいでした。あるときに面倒になって辞めてしまったのですが、最近気になって確認してみたらトータルで30万PVほどのアクセスでした。

 中学生の頃は余裕があったのでブログを書くのに時間を割けたのですが、学年が上がるにつれて受験勉強に追われてフェードアウトしたのだと思います。当時の僕は「アフィリエイターになって稼ぎたい」という欲求を持っていたのですが、「専門でやっている人には勝てないな」と感じていたので本気にはなれなかったです。

「まず記事をたくさん書け」はおそらく正しい

 もしアクセスを伸ばしたいと考えるのであれば、キラーコンテンツを作ることが課題だと最近まで思っていました。キラーコンテンツというのは”確実に需要があるネタ”といった1回書いてしまえばアクセス源として計算できる記事を指してます。Twitterで言うと「あるつぶやきがバズって一躍有名人になる」といった感じです。

 しかし今になって当時を振り返ると、最初は「まずは記事をたくさん書くことが最大限のSEO」になるのではないかと思ってます。

というのも仮説レベルではありますが、以下の2つの理由があるからです。

  • 早めに記事をストックしておくことで関連記事から読んでくれる機会を損失せずに済む。
  • パッと見でたくさん記事を書いた実績があると読者からの信頼を得やすい=権威を形成する。

ちなみに 

  • 流入ルートの確保
  • 権威(信ぴょう性含む)の形成
  • 差別化されたコンテンツ

この3つがサイトを成長させる3要素だと考えております。

 自分が運営していたブログでも更新がストップしてからコメント欄に質問を受けていたこともあり、例えばハウツー系のブログにおいては記事を多く書いていること=その分野に対する知識が深いという印象を読者に与えやすいのではないかと思いました。これがサイトを成長させる要素として僕が2つ目に挙げた権威の形成なのではないかと思いました。

10年前は企業が検索エンジンを食ってた印象はなかった

 グーグルで検索すると結構な頻度で企業メディアが検索結果上位に来るのではないでしょうか。10年前に僕がブログをやっていた頃はそんな印象はなかったですし、そのことが僕にとって気になり始めたのは大学生になってからです。

 Google検索のアルゴリズムでも1ページあたりのコンテンツの量(=文字数)が大事だというのは言われていますし、そうなると資金力があってコンテンツ制作を外注できる法人の方が有利だという印象です。メジャーなキーワードで検索すると上位に来るのは似たりよったりのページが多い、このような現象は10年前にはなかったような気がします。

それでも検索エンジンからの流入は強い

 資金力のある法人の方が有利だと言えども、何だかんだで検索エンジンからの流入は主流だと思います。特にハウツー系の読者層は、例えば「エラーを解決してくれる情報が知りたい」といった悩みありきになってくると思います。

 ハウツー系の場合は「何となくタイトルで興味を持ったから」という理由で読んでくれる機会は少ないと考えられるため、検索エンジンからの流入が大事になると思いました。ブログサービスを利用するメリットとして新着記事一覧に表示されるというメリットはありますが、ターゲッティングとしては非効率かもしれません。

扱うコンテンツの内容によってアクセスの性質も変わる

 ハウツー系は先に述べたように特定の悩みを持った読者にアプローチするため、関連記事を読まれることは少ないかもしれません。しかし他のジャンルになればその特性を活かした戦略を練る必要があると思います。

例えば

  • 恋愛系・・・自身の体験を交えることでよりリアリティのある内容にする。単純に読み物として面白いものにする
  • 投資系や英語系・・・「自分にも出来る」と思えるような再現性のある内容にする

といった戦略があるのではないでしょうか。

再びSEOに興味を持った理由は就活でマーケティングという職種を知ったから

 僕が最近ブログを始めた理由としては「再びSEOに関心を持ち、今度は本気でやってみたいから」と思い始めたからです。

 高校生までは文系=営業のイメージが強かったのです。しかし就職活動の時期になって今まではやや遠い存在だったマーケティングという職種が身近に感じられるようになりました。
 
 大学生になってからインターンをして社会経験を積んだりなど、中学生の頃より視座が高まっているから「今なら何となくやれるかも」という気持ちになっているのもあります。


以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

就活のために応用情報技術者(AP)を受けたけど役に立たなかった話

f:id:scuration:20200327215006j:plain

こんにちは。

今回は「大学3年生のときに就活に備えて応用情報技術者の資格を取得したけどたいして役に立たなかった話」をしたいと思います。

 

 

応用情報技術者とは

 

 応用情報技術者とは情報処理資格の1つです。すごーく簡単に言うと「IT検定」みたいなものです。 

 情報処理推進機構が運営している資格試験はITパスポート、基本情報技術者ネットワークスペシャリストなどがあります。情報処理技術者向けの試験では基本情報技術者に続く2段階目の資格になります。

 

応用情報技術者試験の科目・難易度

 応用情報技術者試験は択一問題で構成された午前試験と、記述式問題から構成された午後試験に分かれます。午前と午後の両方で60%得点すれば合格です。

 

 午前問題は大きく3つのジャンルが試験範囲です。

  • テクノロジ系:コンピュータが動くアルゴリズムなどを広く扱う。
  • マネジメント系:プロジェクトマネジメントやシステム監査などを扱う。
  • ストラテジー系:テクノロジーに関わった経営問題などを扱う。

 

 午後問題は11個の大問のうち4つに解答する形式となっております。ただし情報セキュリティは必須解答なので実質3つから選択することになります。

 

難易度としては合格率20%前後を推移しています。

応募者数が約5万人、受験者が約3万人、合格者が5000人~8000人くらいです。

 

受験のきっかけは学生時代に頑張ったことがなかったから

 受験に踏み切った理由は新卒未経験でエンジニア/プログラマーになろうと考えたからです。しかし僕は文系の学生で情報工系ではありません。プログラミング経験もなしです。きっかけは大学3年生になってサマーインターンの選考結果が酷かったからです。就活では選考官の興味を引くようなエントリーシート、面接対策を行うことも大切だと思ったのですが、そもそも胸を張って学生時代頑張ったと言えることがなかったのです

 

 そこで元々IT業界に興味を持っていたこともあり、学生時代頑張ったことを作るための応用情報技術者受験を決めました。基本情報技術者ではなく応用情報技術者にしたのは「響きは応用の方が凄そう」ってだけでなく、午後問題で経営問題を選択できるので文系学生にとっては合格難易度がマシになるからです。

 ちなみに応用情報技術者以外にもう1つ候補としていたのがTOEICでした。しかしリーディングは大学受験で培われたのでともかくとして、苦手なリスニングを克服する手立てがありませんでした。

 

 夏休み~受験の10月までの約3か月間は就活をストップして応用情報技術者の勉強に全振りしました!

 

3ヶ月の勉強期間で何とか一発合格!成績は?

僕は平成30年の10月に受験しました。12月に合格発表があり、何とか合格していました。

 

1年以上前なので結果のスクリーンショットもどこかに消えてしまって正確な成績を把握してなくて申し訳ないのですが、

  • 午前問題:80%
  • 午後問題:60%ちょい

と午前問題は余裕を持てたのに対して午後問題はギリギリの戦いでした。

とにかく3ヶ月間が無駄にならずに済みました。

 

しかし就活ではそんなに役に立たなかった理由

①エンジニア/プログラマーになるのをやめたから

まず第一の理由がこれです。間違いなく営業よりはプログラマーの方が適正はあるのですが、毎日パソコンと向き合ってコーディングするのを想像すると続くイメージを持てなかったので所謂文系職に方向転換しました。

②成果として面接で伝えるのは難しいから

プログラマーになることをやめたので「未経験ながらプログラマー適正をアピール材料」としての意義は失われました。そして「学生時代頑張ったエピソード」として使うのも難しいことに後から気付きました。理由としては、

  • 面接官に”そもそもどんな資格なのか”というところから説明しなければならない。
  • 知らない人に”合格率〇%”と難易度を説明しても成果が伝わりにくい。
  • 3ヶ月で合格したものを”学生時代に頑張ったこと”と胸を張って言えるのか怪しくなってきた。

ことがあります。

 

③人柄も伝わりにくいから

 就活のとき即戦力となるようなすごい成果を持っている人は一部だと言われています。しかし「学生時代何もしてこなかったのは自分だけではないか」という不安があったので人物勝負という発想に中々至ることができませんでした。

 今思えば応用情報技術者だけでなく”勉強”という活動自体が周りの人と関わらない無機質なものなので、人柄を伝えにくいという点でも資格試験はエピソードとして使いづらかったです。

 

就活で行き詰っても「資格に走るのが不正解」ということだけは言える

というわけで就職活動で行き詰って応用情報技術者を取得したものの大して役に立たなかったエピソードを書きました。

 

最後まで御覧いただきありがとうございました。