Laravel#1 XAMPPを使った環境構築
これまでRailsとDjangoを触ってきましたが、PHPの方が最終的にサーバーの選択肢も多いのではないかと思って乗り換えた次第です。
オリンピックの影響もあって(新型肺炎の影響でなくなりましたが)7月23日からは4連休でしたね。
社会人になると中々自分の時間が取れないこともあって0から何か学ぶのって結構大変なんです。
私は4連休をLaravelのインプットに費やしました。
今も学習を継続しておりますが、基本的なところからアウトプットにしていき少しでも誰かの役に立てればと存じております。
■目次
実行環境
本記事を書いているのが2020年7月で環境は以下のようになります。
OS:Windows10
XAMPP
・PHP:7.4.8
・DB:mariaDB(myphpadmin:5.0.2)
・Apache:2.4.43
Laravel Framework 7.21.0
XAMPPを用いた環境開発構築の流れ
今回はXAMPPというソフトを使って簡単に環境構築できればと思います。
PHPとMySQLを個別にインストールして始めるという選択肢もあります。
ただMySQLがインストールの段階で設定項目が多く、初学者にとってかなりややこしいものだと思いました。
最近私が思うのはプログラミングを学ぶにあたって、ほどよく学習ハードルを取り除くことが重要なのでないかと思います。
流れといたしましてはXAMPPでPHP本体
XAMPPのインストール
XAMPPはザンプと読みます。エックスアンプではないです。
X(クロス)プラットフォーム、Apache、MySQL、PHP、Perlの頭文字を取ったものであり、これらを一括でインストールできるので開発環境を簡単に整えることができます。
自分も1度はPHPとSQLを手動で個別にインストールしようとしました。
ただMySQLのインストール時に設定項目が多すぎて複雑だったので、初学者はXAMPPでサクッとインストールする方がいいのじゃないかと思います。
ダウンロードリンクは以下となります。
XAMPPのダウンロード
PHPでWEBサイトを作る、ローカルサーバーでテストするだけならApache(サーバー実行に必要)、MySQL、PHPだけインストールすれば大丈夫です。
PHP:プログラミング言語
MySQL:PHPでデータベースを使用するのに必要。MariaDBというMySQL派生であるオープンソースのものを使用することになる。
Apache:ローカルサーバーを立ち上げ動作を確認するのに必要。
Composerのインストール
そもそもComposerとはPHPのパッケージ管理ツールです。
ですのでインストールできるフレームワークはLaravelだけではないです。
Composer経由でLaravelのプロジェクトを作成すると、自動的に必要なパッケージもインストールされるという運びになります。
プロジェクトの作成
XAMPPとComposerをインストールできたら、まずComposer経由でLaravelプロジェクトを作成します。
ターミナルでLaravelのプロジェクトを作成したいディレクトリに移動して以下のコマンドを叩いてください。
C:\PHP>composer create-project laravel/laravel --prefer-dist Sample
私の場合はLaravelプロジェクトファイルを置くためのPHPフォルダをCドライブ直下に作成し、
そこにSampleという名のプロジェクトを作成しました。
プロジェクト作成に必要なパッケージインストールが完了するまで5分ほどかかります。
PHP>composer create-project --prefer-dist laravel/laravel Sample … Application key set successfully.
このように出れば成功で、ディレクトリにプロジェクトファイルがまとまったフォルダが生成されていると思います。
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と、開発環境整備はこんな感じで次回に続きます。