Self-Curation

新卒社会人で営業マンになりました

Pairsを1ヵ月間できる限り定量的に分析した話【事前編】

f:id:scuration:20200412120128p:plain
こんにちは!

これまでと毛色が違いますが、これからしばらくマッチングアプリを使った話も記事にしていきます。

今回はあのよく知られているPairsからです!

4月4日に新規登録し、仕事の都合で利用時間に波はあったのですが既に1週間は運用しております。

まだ頂いた”いいね”はお世辞にも多いとは言えないですが、「これ、知ってるのと知ってないのでは違うな」という事実も多数分かったので楽しみにしてください!

ちなみに自分は男ですので今回は男性向けの記事となります。

課題と本記事の提供価値

今回は以下の点を課題としてPairsを利用します。

  • Pairsの仕組みを分析し把握する
  • Pairsにおける女性の行動を分析し、マッチングに必要な要件を”具体的に探る”

男性会員がPairsを利用する場合は1ヵ月数千円の課金が必要になります。

ですので今回は1ヶ月分だけ課金・運用を行い、得られた結果を元に辞めるか続けるかジャッジします。

これまでの経験則で既に分かってること

最初はマッチ数上げることに全振りすべき

マッチングアプリの利用は今回が初めてではなく数年前に使っていた時期がありました。

男性の場合は特に女性経験が少ないとマッチングアプリの食い物にされるというのが所感です。

というのも女性に比べて男性はマッチの難易度が高いからです。

さらにチャットのやり取りによって「この人に会いたい!」と思わせる必要があります。

異性とのチャットに慣れていないと「やっとの思いでマッチしたのにチャットで失敗した!」という事態が起こりやすいです。

そして次の相手を探すモチベーションがなくなって脱落する。マッチングアプリ初心者にはこのようなことが往々にしてあります。

そこでまずは失敗のリスクを低減するためにマッチ数を向上させる必要があります。メッセージのやり取りは一旦行わず、マッチ数が改善してからゆったり取り掛かれば良いと思います!

また、1回マッチ率の高いプロフィールを作成することが出来れば使いまわせるメリットもあると考えております。

ネットに書いてあることは抽象的で不十分

「中々マッチしない・・・どうしよう」と思ってネットでマッチ数を増やす施策を調べる男性も多いでしょう。

そこで書いてあるのは以下のようなことではないでしょうか。

  • ~な写真は使わない
  • 写真はなるべく多く用意する
  • 自己紹介文は〇〇文字は書く
  • こちらからいいね、足跡をつける。いいねを使い切る

確かにこれらは前提となっているところがあり、やらないよりは遥かにマシでしょう。

しかし書いていることが抽象的であり、裏付けの根拠が不十分であるものも多いと思います。

また初期のダメダメプロフィールを改善し、ある程度まとまったものに仕上げても爆発的な効果は期待できません。何故ならそのレベルまでは多少の意識で到達できるレベルであり、所謂コモディティ化を起こしてしまっているからです。

コモディティ化しているという根拠は男性が貰えるいいね数にあります。男性が貰えるいいね数が女性より少ないのは「男性ユーザーの方が圧倒的に多い」というのもありますが、「女性の方がいいねを使い切らずに余る傾向が高い」というのもあります。

さらに今やネットでマッチングアプリ攻略法のノウハウも広まって基本的な部分ができている男性は多くなっているはずです。男性プロフィールの平均値が高くなると女性からすれば「当たり前」の水準になっていくはずであり、さらに工夫が必要だと考えております。

マッチ数改善のためにどのような調査を行うか

これまでの経験則として「まずはマッチ数向上にエネルギー全振り」、「効果的な差別化の必要性」に言及しました。

これらを踏まえてプロフィールの写真や項目1つ1つに根拠を持ってチューニングしていく必要があります。そうしないとボトルネックを特定できず、効果的な改善が難しいはずだからです。

今回はWEBマーケティングの手法を可能な限り当てはめて、可能な限り定量的な調査を行います!

WEBマーケティング的な考えで言えば、

  • インプレッション→足跡
  • コンバージョン→いいね

となるでしょうか。

当たり前ですがマッチングアプリにおいてはGoogleAnalyticsのような解析ツールはないので、自前で作成しなければなりません。

会員制サイトなので今の僕の技術力ではWEBクローリングによるデータ収集も難しいです。

そこでこれから「足跡数やいいね数の推移」「足跡つけてくれた女性の属性」を記録します。

そうすることで「いいねしてくれなかった女性がどこで離脱しているのか」というボトルネックを特定していくのが最初の課題です!

次回予告

今回の企画はマッチングアプリの運用とその成果ついて時系列で追っていきます。

次回は1日目、つまり新規登録した日に「何を行い、何を感じたか」について触れます。

事前編はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました!